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語学学校の1日|自分に合う時間割の設計法

語学学校の1日|自分に合う時間割の設計法
Photo: Judgefloro / Wikimedia Commons (Public domain)

パンフレットに並ぶ「1日8コマ」「1日10コマ」という数字は、比較しやすいので目を引きます。ところが実際に留学してみると、コマ数の多さと伸びは比例しません。 授業を詰めた人が3週目に燃え尽きて、コマ数を抑えた人のほうが最後まで走り切る、という光景は珍しくありません。

差を生むのは、授業以外の時間です。授業は学校が用意してくれますが、朝の30分と夜の2時間は自分で設計するしかありません。 ここでは1日を4つの帯に分け、それぞれで何をするかを決める方法を扱います。

まず自分の集中の型を知る

設計の前に、自分がどちらのタイプか決めてください。

  • 朝型 — 起床後2時間の頭がいちばん冴える。夜は復習だけに使い、早く寝る。
  • 夜型 — 午前中は温まらず、夕食後にスイッチが入る。朝は軽い音読で起こす。

日本での平日を思い出せば、だいたい分かります。留学中に無理にタイプを変えようとすると、変える作業そのものに体力を使ってしまいます。タイプは変えず、重い作業をピークの時間帯に置くのが基本です。

1日を4つの帯に分ける

目的具体例
朝(始業前)口を開ける準備音読10分、前日の訂正ノート復習
授業中訂正を受ける・話す量を稼ぐマンツーマン、グループ
夕方授業の回収その日直された表現を書き出す
仕込み翌日の授業で使う話題・単語の準備

この4つのうち、多くの人が抜かすのが夕方の「回収」です。授業で直された表現は、その日のうちに書き出さないと3日で消えます。逆に、夕方15分の回収を毎日続けた人は、8週間後に見返せる資産が手元に残ります。

夜の「仕込み」も効きます。翌日のマンツーマンで話したいテーマを1つ決め、必要な単語を5つだけ調べておく。これだけで、翌日の授業は「その場で言葉を探す時間」から「準備した言葉を実際に使ってみる時間」に変わります。

コマ数はどう決めるか

一般的に、授業のコマ数を増やすと授業料も上がります。ただし「多いほど良い」とは限りません。判断の目安は次のとおりです。

  • 短期(2〜4週) — コマ数を多めにして密度を優先。滞在が短いので、燃え尽きる前に終わります。
  • 中期(8週前後) — 標準的なコマ数に自習時間を組み合わせるほうが、後半の失速が少ない構成です。
  • 長期(12週以上) — 週の中に「軽い日」を作らないと続きません。土日をどう使うかも含めて設計します。

実際に選べるコマ数の組み合わせや、コース変更が途中でできるかは学校ごとに違います。申込前に学校またはエージェントへ確認してください。期間別に何がどこまで伸びるかの目安は4週・8週・12週の効果比較にまとめています。

平日の型をひとつ作る

毎日ゼロから考えると、決めること自体に疲れます。平日の型をひとつ作って、それを繰り返すほうが長続きします。朝型の人向けの例です。

  1. 起床後 — 水を飲み、前日の訂正ノートを声に出して読む(10分)
  2. 午前の授業 — 頭が冴えているうちにマンツーマンの重い科目を置く
  3. 昼食後 — 眠くなる時間帯には、グループ授業や軽い科目を置けると理想
  4. 授業終了後すぐ — その日の訂正を書き出す(15分)
  5. 夕食後 — 翌日の話題と単語を準備(20分)
  6. 就寝前 — 復習はせず、寝る。睡眠は学習の一部です

体調管理も設計のうちです。気温と湿度が高い環境では、日本と同じペースで動くと3週目あたりで崩れます。水分と睡眠については留学中の健康管理を参考にしてください。

週末を組み込む

平日の型ができたら、週末をどう扱うかを決めます。毎週遊ぶ、隔週で休む、月に1回だけ遠出する — どれでも構いませんが、あらかじめ決めておくことが重要です。決めていないと、その週の気分で流れ、後で後悔します。自習の場所についてはクラークの勉強スペースにまとめています。

よくある質問

Q. 自習時間はどれくらい必要ですか?

授業のコマ数によりますが、平日1〜2時間を確保できている人は、その分だけ授業の質が上がります。時間の長さより、毎日同じ時間帯に置くことのほうが効きます。

Q. 途中で時間割を変えてもいいですか?

2週目のレベルテストや講師のフィードバックを見てから調整するのは、むしろ自然な流れです。ただし授業側の時間割変更が可能かどうかは学校の運用によるので、事前に確認しましょう。

Q. 仕事をしながらの留学でも設計できますか?

できます。ただし授業と業務の時間帯が重ならないように組む必要があります。詳しくは働きながら留学する人の時間設計をどうぞ。

まとめ

1日の設計は、集中の型を決める → 4つの帯に分ける → 平日の型を固定する → 週末を先に決めるの順です。コマ数を増やすより、この順序を守るほうが結果に効きます。クラークのCAESA加盟校はスパルタから自律型まで幅があるので、自分の設計に合う運営スタイルを加盟8校から選び、迷う点はお問い合わせからご相談ください。

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