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ワーケーション留学の始め方|仕事と授業の1日設計

ワーケーション留学の始め方|仕事と授業の1日設計
Photo: Patrickroque01 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

「留学したいが、会社を辞めるわけにはいかない」— この一文で止まっている社会人は少なくありません。そこで検討されはじめたのが、仕事を続けたまま海外で学ぶワーケーション留学です。

ただ、雰囲気で始めると「働きすぎて授業が消化できない」「勉強したくて仕事が雑になる」のどちらかに倒れます。この記事は、始める前によく出る質問に順番に答えていく形で、決めておくべきことを整理します。

ワーケーション留学は普通の留学と何が違うのか

Q. 語学留学との違いは?

普通の語学留学は、1日のすべてを英語に使えます。ワーケーション留学は、そこから仕事の時間を先に引き算する設計です。したがって、授業数を欲張るほど破綻します。

Q. 何コマが現実的?

1日の授業を減らし、そのぶん期間を延ばすほうが安定します。何コマ取れるかは学校のコース構成によって変わるため、申込前に「授業数を減らした組み方ができるか」を必ず確認してください。学校ごとに方針が違い、固定コースしか用意していない場合もあります。

Q. 短期でも成立する?

1〜2週間だと、時差と生活の立ち上げだけで終わってしまいがちです。仕事を抱えるなら、少し長めに取るほうが結果が出やすくなります。短期の考え方は1週間集中留学にまとめました。

会社の制度で先に確認する3つ

出発を決める前に、勤務先に確認しておく項目です。ここが未確認のまま航空券を取ると、あとで戻せません。

  1. 海外からの勤務が就業規則で認められているか — 在宅勤務が可でも、国外は別扱いという会社があります
  2. 使用するPC・回線に社内規定があるか — VPN必須、公衆Wi-Fi禁止などの規定は珍しくありません
  3. 勤務時間の申告方法 — 日本時間で合わせるのか、現地時間で回すのか

これらは会社ごとの判断であり、一般論では決められません。人事・情報システム部門に文書で確認しておくのが確実です。

1日の設計 — 授業と仕事をどう並べるか

フィリピンと日本の時差は1時間です(フィリピンが1時間遅い)。この差の小ささが、ワーケーション留学の実務上の利点になります。日本の同僚とほぼ同じ時間帯に動けるからです。

並べ方は大きく2通りあります。

午前午後向く人
授業先行型授業授業・自習仕事日本側との連絡が夕方に集中する人
仕事先行型仕事授業自習朝に会議が入る人

どちらを選んでも共通するのは、「両方を同時にやらない時間」を1日1ブロック確保することです。連絡を見ながら授業を受けると、どちらの記憶も残りません。時間の割り振り方は働く人のための時間設計術、オンライン業務との両立は留学中にオンライン授業を並行する設計が参考になります。

回線は生命線です。学校のWi-Fiだけで足りるかは環境によるため、現地SIMのデータを併用できる状態にしておくと安心です。詳細はフィリピン留学の通信環境へ。

クラークという選択肢

ワーケーションでは、移動が少なく、静かで、生活が単調に回る場所が有利です。観光地としての魅力より、仕事が中断されないことのほうが効きます。

クラークはルソン島の経済特区内にあり、区域が計画的に整備されています。娯楽の密度が高い街ではないぶん、平日は仕事と授業に集中しやすい環境です。日本からの所要時間や路線は時期によって変わるため、予約前に最新の運航状況をご確認ください。

留学先を比較検討している段階の方は、留学先の選び方の記事一覧もあわせてご覧ください。

まとめ

ワーケーション留学は「留学のついでに働く」ではなく、先に仕事の時間を確保し、残りで学ぶ設計です。会社の規定を文書で確認し、授業数を控えめに組み、回線を二重化する — この3つを出発前に済ませておけば、現地で慌てずに済みます。

具体的な組み方の相談はCAESA加盟8校お問い合わせからどうぞ。お申し込みは提携留学エージェント経由となります。

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