記事一覧に戻る

TOEIC・IELTS対策の留学|4週間の組み方

TOEIC・IELTS対策の留学|4週間の組み方
Photo: Judgefloro / Wikimedia Commons (CC0)

最初にはっきりさせておきます。点数を保証できる学校はありません。 「4週間で何点上がりますか」に数字で答える案内があれば、それだけで判断材料になります。

そのうえで、同じ4週間でも組み方によって残るものは大きく変わります。ここでは、試験対策で渡航する社会人の方が、到着日から帰国日までをどう配分するかを書きます。

最初の3日は「何点足りないか」を数えない

多くの方が初日から問題集を開きますが、先にやることがあります。どのセクションの、どの形式で落としているかを特定することです。

  • リスニングなら「聞き取れていない」のか「聞けているが選択肢を読む時間がない」のか
  • リーディングなら「語彙が分からない」のか「時間切れ」なのか
  • ライティングなら「書く内容が出ない」のか「型を知らない」のか

原因が違えば処方も違います。「英語力が足りない」という診断は、対策としては何も指していません。 到着後の最初の3日で1セクションずつ通しで解き、落とした問題に理由をメモしてください。伸びの測り方は英語力の伸びを測る方法にまとめています。

時間配分は「点数の低い順」ではなく「伸びしろ順」

ここで判断を間違える方が多いところです。

セクション4週間で動きやすいか理由
リーディングの時間配分・解き順動きやすい手順の問題なので、訓練で短期に変わる
ライティングの型動きやすい構成のパターンが有限
スピーキングの反応速度動きやすいマンツーマンの回数がそのまま効く
リスニングの地力動きにくい接触時間の総量に依存する
語彙量動きにくい現地でなくても増やせる

動きにくい2つに4週間を使うのは、費用の使い方としてもったいない。 語彙は帰国後も続けられます(大人の単語の覚え方)。

講師に渡すものは3つ

初日の最初のコマで、この3点を紙に書いて渡してください。

  1. 受験予定日と、必要としている理由(進学・社内要件など)
  2. 直近の受験結果があればセクション別のスコア、なければ初日に解いた結果
  3. 「型の訂正を優先してください」という一文

これを渡さないと、教材の順番どおりに授業が進みます。教材が悪いのではなく、受験日が決まっている人向けには作られていないからです。頼み方の実例はマンツーマン授業を活かす頼み方にあります。

模試は週1回、同じ曜日・同じ時間帯に

4週間なら、模試は3〜4回で十分です。大事なのは回数ではなく条件をそろえること。

  • 本番と同じ時間帯に解く — 午前が本番なら午前に
  • 区切らず通しで解く — セクションごとに解くと、後半の集中力低下が見えません
  • 解き直しは翌日 — 当日は疲れていて、記憶が新しすぎて振り返れません

模試を受けられる環境やスタッフの対応は学校によって異なります。「模試は週何回、どういう形で実施していますか」を申込前に確認してください。

4週間で届かなかったときの選択肢

正直に書くと、目標のバンドやスコアまで4週間で届かないことは珍しくありません。そのときの選択肢は3つです。

学習法の記事は学習の記事一覧からご覧いただけます。IELTSに絞った組み立ては大人のクラークIELTS対策へ。

まとめ

4週間の試験対策は、最初の3日で落としている原因を特定し、伸びしろの大きい順に時間を配り、週1回の模試で条件をそろえる。この3つだけです。点数は約束できませんが、何を練習したかを説明できる状態で帰国することはできます。

ご相談はCAESA加盟8校とお問い合わせへ。お申し込みは提携留学エージェント経由です。

続きを読むフィリピン留学完全ガイド2026|費用・都市・学校選び

8校を見る →